都会の中学生が、地方の公立高校に留学する地域みらい留学。今年の6月に開催した「地域みらい留学フェスタ」では、全国から26道県55校の地方の高校が集まり、2000名以上の中学生・保護者の方が来場し、「地域留学」ブームが全国で起きつつあります。
しかし、まだまだメジャーな選択肢ではないため、「なぜ地方の高校を選んだの?」「行ってみて良かったと聞くけど本当に?」などリアルな声に触れる機会が少ないと感じています。
"地域での教育を選択した子どもの親はどう考え、何を感じたのか?"そんな保護者の声をお届けする会を9月27日(金)に開催しました。
モデレーターを務めた今村久美さんが代表をされているNPO法人カタリバさんのオフィスをお借りして開催しました。(秘密基地みたいで素敵なオフィス!)
参加者30名くらいかな…?とわたしたちの予想を遥かに超えて、応募時点でなんと70名強!熱気に包まれた中でイベントが始まりました。
今回の主役は何と言ってもこの"地域みらい留学生の保護者"なみなさま。
都内から沖縄・島根・広島…と高校進学先も多様、進学理由も多様。
そんな皆さんが、口を揃えて「息子/娘が地域に留学して本当によかった!」とおっしゃるので、ますます気になります。
全体での自己紹介は短く終え、話を聞きたい保護者の元に集まって、少人数でのグループトークタイムに入りました。
トークテーマは、学校の選び方/入学後の親子の関係性/都会と地域の学びの違い/進路/教育環境のぶっちゃけトークまで。等身大のエピソードに一層前のめりになります。
子どもたちの成長の姿、選択の過程を熱く語る保護者の方々の表情を見て、感じたことがあります。新しい選択肢に出逢って、親として子どもとどう向き合うか、自分は何を感じているのか、葛藤や覚悟など、
「地域みらい留学」は子どもたちの物語でもあり、親の物語でもある、と。
保護者の方の話を聞きつつ、ご自身の話を打ち明けるなかで、涙ぐまれている参加者の方もいらっしゃいました。
最後に、登壇してくださった野田さんがイベント終了後にfacebookで投稿されていた言葉がとても素敵だったので紹介させてください。
地域みらい留学という選択肢を選んだ子供たちの親の本音に触れたら、親の1人の人間としての人生観・生き方に知ることが出来た、そう感じた時間でした。
最後は登壇者と運営メンバーで打ち上げ。
わいわいと飲みながら、地域みらい留学という選択肢を迷っている中学生・保護者のために、有志で「地域みらい留学保護者会」を立ち上げよう!と盛り上がりました。これからの道のりが、より一層楽しいものになりそうです。
次回は10月24日に「地域で活躍する先生が描く未来の学校とは!?」と題して、トークセッションを行います。
「地域みらい留学校の先生の本音が聞きたい方」「地方の教育に関心がある方」「教育の最前線に関心がある方」是非お越し頂ければと思います!
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