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地域みらい留学を考えている・悩んでいるあなたへ

こんにちは。もっと地域みらい留学編集部のかんなです。

住み慣れた町を離れて、県外の高校へ留学する「地域みらい留学」
今まで当たり前だと思っていた日常の中から、自分にとっての非日常に飛び込むという決断には、勇気が必要です。

ある人は、あまり悩まず、さくっと決めてしまうかもしれません。
でも、ある人は、何日も何日も悩んで、ものすごい勇気を振り絞ってやっとできる決断かもしれません。

今日は地域みらい留学経験者の先輩たちに、「地域みらい留学を考えている・悩んでいる後輩へ伝えたいこと」を話してもらいました。

高校を卒業して、今は自分の夢に向かって進んでいる先輩たち。でも、そんな先輩たちも、みなさんと同じように中学3年生の時がありました。

もしこれを読んでくれている中学生のあなたが、地域みらい留学に行くという決断をすることになっても、それ以外の決断をすることになっても、1番自分が自分らしくあれる場所にたどり着くことができるように。先輩たちの声が、少しでも皆さんの背中を押してくれるように。そんな気持ちを込めて、この記事をお届けします。


決めるのは自分

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 地域みらい留学を決めるのって、直感だなと思うところもある。行くか行かないかとかって、いろんな人が色々言ったからといって変わることではない。結局決めるのは自分自身。地域みらい留学に行ったから絶対何かが変わるという保証はないし、地域みらい留学に行ったから新しいことができた、ということがみんなにあるとは限らない。でも、そういうことをちゃんと分かって、それでも自分から「そこに落ちてるチャンスを拾ってやるぞ!」くらいの気持ちをもっていったほうが、気持ち的にも楽だと思う。そういう気持ちの方が、踏み出しやすいのかなと思う。

 行ってみたら、みんなはじめまして。初めての環境だし、「自分で選んだ」っていう状況も同じだから、スタート地点は同じ。 

 最終的に決めるのは自分だけど、自分が「やってみたい」とか、「ワクワクする」とかいう気持ちに引っ張られてみてもいいのかな、と思う。 何を言われても、地域みらい留学に行くか行かないかって、結局は自分で決めることだよなって思う。 


1番輝けるところ、1番ワクワクするところを選ぶ

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 別に選択肢は、地域みらい留学だけじゃない。やっぱり、高校3年間ってすごく大事な時期だと思う。中学生のときよりも、自分の将来や進路に関わる選択肢をする時期。どの選択肢をしても、「やっぱり別の選択をしたほうがよかったのかな」と思うこともあると思う。

 でも、今ある選択肢で、自分が1番輝けると思えるところ、自分が1番ワクワクするところを選ぶべき。家族の問題とか、経済的な理由とか、壁はいろいろあるかもしれないけど。自分の意思が強ければ強いほど、壁を乗り越えたときに得るものは絶対あると思うから。自分がそのとき、これだと思える選択肢をみつけてほしい。

 後々になって、「頑張って!」って言われたことより、「お前には無理だ」と言われたことのほうが活力になることがある。だから、もし無理だと言われることがあっても、それを自分の未来の材料にしていったらいいと思う。 


選んだ道を正解にできるかどうかは自分次第

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「行きたいかも」「やりたいかも」と思って実際にやったことよりも、やってこなかったことのほうが、後々残ってしんどい。自分の高校生活の後悔ってそういうものが多い。「ちょっとやりたいかも」と思って、「やります...」って言いかけたけどやらなかった事って、後になってから「あのときやってれば...」みたいなのが大きくて。それを考えたら、ちょっとでもやりたいって思うなら、地域みらい留学に挑戦すればいいと思う。地域みらい留学を受験して、落ちたら落ちただし。本当にあかんかったらやめたらいい。

 今まで自分は、やろうか悩んでますみたいなことを言うと、「選んだ道を正解にできるかどうかは、自分次第です」って言われることがあって。その時は、「ほんま、何言ってんねん」と思ってたけど。本当にその通り。

 環境を変えるってなかなかできないから、「環境を変えるために地域みらい留学という選択肢はいいよ」と言うことはできる。でもやっぱり、いろんな選択肢を比べて選んだほうがいいから、地域みらい留学が絶対とは言わない。

 比較は大事です。比較した上でちょっとでも惹かれるものがあるなら、一発会いに行くでもなんでもしたらいい。その上で、親の言いなりにはなららいほうがいい。親がどれだけその学校が好きでも、自分が違うと思ったらやめたほうがいい。 それはめっちゃ大事だと思う。


地域みらい留学がもっと身近な選択肢になったらいい

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 もっと、地域みらい留学が近い選択肢になったらいいと思ってる。私も、地域みらい留学に行くことを勢いで決めてるし、地域みらい留学に行くことって、別に地元に行くことを選択することと、そんなに変わらないと思う。 

確かに環境を変えるって大きなことかもしれないけど、でもそれは高校を他の県に行くというだけのことで、そんなに大事として捉えなくていいと思う。地域みらい留学でも、人気が高かったり、有名な高校となると倍率はどうしても高くなる。でも、それに囚われる必要はないというか。もちろん受かったら、「よかったね」ってなるけど、その学校に落ちたからといって、それが人生の終わりじゃない。他に地域みらい留学をしているところはいっぱいあるし、最終的に地元の高校に行くことになっても、その地域が本当に好きならば、地元からでもその学校のある地域に遊びにいけばいいじゃんって話で。

 地域みらい留学を選択することって、気持ちやメンタルの部分として、色々とハードルを感じてしまう部分は少なからずあるとは思うけど、そんなに普通の受験と変わらない選択肢になったらいいな、と思う。地域みらい留学がもっと近くなればいい。「地域みらい留学」っていう名前が、なんとなくすごいことに聞こえてしまうかもしれないけど、そこに囚われすぎないでほしい。行ってみたら、みんな普通の高校生。地域みらい留学がもっと普通の選択肢となったらいいな、と思う。 


「未来」との付き合い方

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 地域みらい留学を経験した先輩たち。その先輩が後輩たちに伝えたい言葉は、「自分がここだ!と思えるところに行ったらいい」ということでした。「ここだ!」と思う場所は、もしかしたら、あなたが1番「ワクワクできる場所」かもしれないし、あなたにとって「大切な人、尊敬できる人がいる場所」かもしれないし、あなたにとって素敵な場所でも「他の人には無理だと思う場所」かもしれないし、なんだか分からないけど「とにかくここなんだ!って思う場所」かもしれません。

 その「場所」との出会いは、両親や先生、友達の一言や、本や雑誌、テレビ、どんなところに隠れているか分かりません。

 「進路を決める」ということは、「未来を決める」ということ。でも、未来について分かっていることは、「未来に何が起きるか分からない」ということだけ。

 その「未来」と上手に付き合うには、やっぱり、「自分」の声にしっかり耳を傾けることなのではないかと思います。もちろん、色んな人の声に耳を傾けることは大切です。でも、最後に「ここだ!」と決めるのは、両親でも、先生でも、友達でもなくて、自分自身。だからこそ、自分が納得できる場所に、素直に、正直になることが、「未来」と上手に付き合う方法なのではないかと思います。

 地域みらい留学に行った先輩たち。それぞれが、それぞれの言葉で語ってくれましたが、共通して言えることはこれじゃないかな、と思います。

「地域みらい留学をした結果、こうなれたから、地域みらい留学に行くべき」ということではなくて、「地域みらい留学に行きたいなら、行くべき」

 つまり、地域みらい留学をした「結果」を考えて、そこに飛び込むのではなくて、地域みらい留学をしたいと思う「自分」に軸があるということ。

 「地域みらい留学に行く」と決めることも、「地域みらい留学に行かない」と決めることも、大切な選択です。

 「未来」を決める選択。大切な選択だからこそ、悩む。悩むことは悪いことではないと思います。悩んで、悩んで、要らないものを全部削ぎ落として、最後に残った、軸を大切に。先輩たちの言葉が、この記事を読んでくださった皆さんが次へのステップを踏み出す力になったらいいな。そんなことを思いながら、今日の記事を終えようと思います。


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