経験者が語る!卒業生に聞く「地域みらい留学」のリアル⑥
今回のnoteでは、地域みらい留学主催で行っているイベント「経験者が語る」で卒業生がお話ししてくださったことをぎゅっとまとめてお届けします。
イベントでお話ししてくださったのは、京都府出身で北海道奥尻高校に進学された、現在大学1年生の冨山紗雪さん。
地域みらい留学のチラシがきっかけでした。
中学校2年生までを石川県、3年生からは京都府で過ごしたという冨山さん。
石川県で過ごしていた頃は吹奏楽部で部活に打ち込んでいたそうですが、3年生というタイミングでの引っ越しから人間関係がうまくいかないことも感じていたんだとか。
そんな時に地域みらい留学のチラシが配られたことで地域みらい留学の存在を知ったとのことでした。
チラシをみたお母さんに連れられて、地域みらい留学の合同説明会に参加。
そこで出会ったのが北海道奥尻高校でした。
その当時北海道で唯一の地域みらい留学受け入れ校であったことや、話してくれた校長先生の話がとても面白かったことなどが印象に残ったと話してくださいました。
偶然の出来事が、北海道への留学の決め手に。
初めて奥尻に行ったのは、中学校三年生の12月という割とギリギリの時期だったそう。
説明会に参加したものの、なんとなく現実味がないままだった冨山さんを見て、お母さんが後押ししてくださったんだとか。
2人で足を運んでみるとまさかの飛行機や船の欠航…
本来であれば一日だけ高校見学をする予定だったところ、校長先生が生徒や先生と会わせてくれたり、授業に参加させてくださったりしたそうなんです。
それをきっかけに「ここしかないな」と感じ、急ぎ足で入試対策を行ったと教えてくださいました。
たまたま飛行機や船が止まってしまったことで、予想にもしなかった出会いに恵まれ、入学の決め手につながる…そんな予想できない人生の面白さを教えてもらったような気がします!
ちなみに、入試対策としては北海道の高校入試過去問を解いたり、中学校の先生に面接練習をしてもらったりしていたそうです!
目の前のチャンスに飛びついたことが、今の自分につながっている。
入学後は初めての寮生ということもあり、ルールづくりなど忙しい毎日を送っていたそう。
そんな中で印象に残っていることとして「津波サミット」についてお話ししてくださいました。
奥尻南西沖地震があった過去から、世界各国から高校生が集まってディスカッションなどをする「津波サミット」が開催された際に、唯一の一年生で参加されたんだとか。
高校生活の中で訪れるチャンスを物にできるかどうかで、その先がどんどん変わっていくことを感じられるコメントでした…!
他にも吹奏楽部での経験が「対話で問題を解決していく力」につながっていったことも聞かせていただき非常に面白かったです!
まとめ
このイベントの様子はYouTubeで見ることができるので、ぜひ見てみてください!
「ホームシックにならなかった?」「大学受験の勉強はどうしていたの?」のような質問にも答えてくださっています◎
これまでの経験者の声を知りたい方はこちらから!