テーマ別学校説明会「島の学校集まれ!」開催レポート
7月26日(日)「テーマ別学校説明会"島の学校集まれ!"」と題して、地域みらい留学の留学先3校の現地からの生中継イベントを開催しました!
3年間の高校生活を送ることになる高校の、先生や先輩が、学校の特色や入学してみて感じたことなど、リアルな言葉で伝えてくださいました。
学校紹介①『5階建て新校舎での快適学校生活』
山口県立周防大島高等学校(山口県)
◆学校について
周防大島高校は、瀬戸内海で3番目に大きな島にあり、島とは言っても大島大橋で本土とつながっており、本土に渡ればJR山陽線や山陽新幹線に乗れる駅、空港も近くにあります。帰省をする際には大変便利です。
周防大島は明治時代にハワイへの移民を多く出したことから、ハワイカウアイ島と姉妹島の提携を結んでおり、瀬戸内のハワイとも言われています。
◆学科・コースについて
本校は2学科5コースの選択肢を用意しており、大学進学を含めた幅広い進路に対応しています。中でも、全国に一つしかない「地域創生科」がありそれも本校の特徴です。
また、学校独自教科として「地域創生」を設定しており、年次が上がるごとに探求が深まる様々な科目を用意しています。
「地域創生」授業内で出た、様々な島の地域活性化案を、内閣府が主宰しているアイデアコンテストに応募しており、毎年上位入賞を果たしています。
◆校舎・寮について
今年(2020年)の2月には新校舎を建て、教室からは綺麗な海が見渡せます。
校舎と同じく、寮も今年(2020年)の3月に完成しました。個室エアコン完備で、周防大島町から毎月1万円の補助も出ています。
最後に高校に通っている生徒から、今の学校生活の様子について話してもらいました。
最後の女子生徒さん
「あさなぎ寮は設備も充実していて、とても快適で、毎日同じ寮生と協力し合いながら楽しく生活しています。」
学校紹介②『離島の中で一番便利!』
愛媛県立弓削高等学校(愛媛県)
◆学校がある場所
弓削高校は瀬戸内海にある小さな島にあります。
離島にも関わらずアクセスしやすく、離島の中で一番便利だと思います。
◆島らしいところ
生徒のほとんどが「船通学」で、毎日綺麗な景色を見ながら通学しています。
島には様々なイベントがあり、ふるさと夜市というお祭りでお店を出店したり、イベントの運営のお手伝いをすることで多世代の人たちと交流することができます。
そんなたくさんの魅力が詰まった島ですが、離島がゆえの課題もたくさんあります。
◆特色ある授業
そんな島の課題を解決するために1年〜3年次までで、島の課題を洗い出し、解決策を考え具現化、そして実践までやりきる授業を行っています。
そのような授業や活動を通して、「起業」をひとつの選択肢と捉えています。
実際に起業に向けてプロジェクトを作り、行動しているチームがあります。観光マップづくりや、空き家を活用した移住者体験サービスづくりなどを行っています。
こうした活動を通して進学実績もあがっています。
国公立大学進学を含め、25人中10人が大学進学をしています。
◆県外から来る方へ
県外から来る方は不安も多いかと思います。
でも安心してください。
下の図は県外から来た生徒の住居・生活の例です。
アパートを借りて生活をしている生徒もいれば、
島の中でゲストハウスを営んでいる方の元で下宿をしている生徒もいます。
来年度からは新築の下宿に住むことも可能です。
◆Youtubeやってます!
弓削高校はYoutubeもやっているので、生徒の生活をもっと知りたい方は是非見てみてください!
Youtubeチャンネルはこちらから
学校紹介③『自然がたくさん、でも生活するにはちょうどいい』
沖縄県立久米島高等学校(沖縄県)
◆学校がある場所
久米島高校がある久米島は沖縄の大都市・那覇市から飛行機で30分、フェリーで4時間のところにあります。
そこには東洋一美しいと言われている「はての浜」や、日本の渚100選に選ばれた「イーフビーチ」。数年前に固有種であることが発見されたクメジマボタルなど自然がたくさんの島、それが久米島です。
でも離島って不便なんじゃ...と思われるかもしれませんが、
久米島には24時間営業のファミリーマートが2件、大型ドラッグストアもあり、とても便利です。
そんな久米島にひとつだけある高校が久米島高校です。
全校生徒数は194人。クラスは園芸科が1クラス。普通科が2クラスあります。今年の1年生は25名、そのうち離島留学生は14名です。
小規模校なので活躍の機会がとても多いです。
先生との距離が近く、英検・漢検などに合格すれば検定料が帰ってくるという驚きの制度もあります。オーストラリア研修への参加も倍率が低いので、可能性が十分にありますし、ハワイコナ高校への交換留学は費用の9割を町が負担してくれます。
沖縄ならではの伝統的な演劇や相撲など、いろんな行事にも参加できます。
園芸科では栽培だけでなく、収穫した野菜などを使った料理なども作って学んでいます。
部活も少人数ながら頑張っています!
もっと久米島高校を知りたい!という方は
「久米島高校魅力化」で検索していただくと、いろんな情報がみられます。
Q&Aセッション
Q大学受験に向けてのサポートはどんなものがありますか?
Q生徒の皆さんにお聞きしたいです。自分の高校の好きなところはどこですか?
Q生徒さんへの質問です。今の高校を選んだ理由はなんですか?
Q地域として閉鎖的なところはありますか?
Q生徒さんへの質問です。これからやってみたい勉強とか、将来こんな仕事をしたいなどありますか?
Q地元の帰省はどれくらいの頻度でしますか?
Q体調を崩した時に行ける病院などは近くにありますか?
Q現在不登校中の生徒は、入学してもその後の生活は大丈夫なのでしょうか...?
Q生徒の皆さんは休日は何をしていますか?
Qバイトはできますか?
Q最後に一言お願いします。
おわりに
今回のテーマは「島の学校集まれ!」ということで、瀬戸内の地域から2校、沖縄から1校の参加でした。
どの高校もとても綺麗な自然や海に囲まれて、説明会に参加していた生徒さんたちものびのびと学んでいるというのを、笑顔で説明しているのが印象的でした。
興味のある高校がありましたら、各高校いろんな情報発信をしているので是非アクセスしてみてください!
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