テーマ別学校説明会「地域みらい留学の青春」開催レポート
学校紹介①『津和野で見つけ、自分で創る私の青春』津和野高校(島根県)
津和野高校からは現役高校生である池田くんが、自身の話から「地域みらい留学の青春」についてお話ししてくださいました!
神奈川県出身で津和野に進学を決めた池田くんの、津和野高校での青春は主に「留学」「マイプロジェクト」の二つでした。
留学に行きたいな、と思ったきっかけは「英語を喋る父親の姿を見て”初めて”かっこいいなと感じたこと」だったそうです。(初めて!お父さんも嬉しいような悲しいようなですね笑)
津和野高校の卒業生に相談をすることを経て、フィンランドへの留学を決意。体が痛いと感じるほどの寒さや、友達を作ることの大変さなど日本ではできなかった経験をたくさんされてきたことをお話ししてくださいました。
マイプロジェクトでは、「菊芋」について活動。菊芋を使ったお茶を津和野町でみんなに飲んでもらえたらいいのでは?と考え、実際にお茶を作るところから広め方を考えるところまで町の人と一緒に進めていきました。
そんな青春を経てきた池田くんから中学生へのメッセージが送られました。
いろんなところにある偶然の出会いを見逃さないように、でも焦らずゆっくり見つけていくことが必要なのではないか?とのことでした!
津和野への進学からさらにフィンランドへ留学、その後地域に戻って菊芋のマイプロジェクトを進めるなど、内と外を両方見てきた池田くんならではの発表はとっても興味深かったです!
津和野高校の皆さん、ありがとうございました!
学校紹介②『日本の中にある異文化沖縄の離島での生活』久米島高校(沖縄県)
名前の通り、沖縄県の久米島にある唯一の高校「久米島高校」からは、魅力化コーディネーターの方が「地域みらい留学の青春」についてお届けしてくださいました!
地域の方々がおおらかであることや、地域の伝統行事が数多く残っていることなど、素敵なポイントがたくさんありました。
久米島高校には、探求型授業「まちづくりプロジェクト」があるそうです。地域の課題に目を向け、解決方法を考える時間の中で、実際に地域の方々から話を聞くことも。久米島高校生が考えたアイデアが町の未来を作っていくこともあり得るというこの時間には、惹かれるものがありますね!
チームで動き、さまざまな感情や壁と向き合う時間はまさに「青春」ですよね!
また、学校行事に地域の方々が参加してくださることや、反対に地域行事にどんどん参加できる環境があるなど、「地域と関わり・他世代と関わること」もそれぞれの心に残る青春の一ページになっていくとのことでした。
町と一体となっていること、人との関わりの中で「青春」が作られていくことが伝わってくる学校説明でした!ありがとうございました!
学校紹介③『四万十だからできる休日の過ごし方!』四万十高校(高知県)
四万十高校は寮の食堂から、たくさんの高校生の方々とともにご参加いただきました!木でできた寮の素敵さが画面からでも伝わってきていました!
四万十高校の特色は、「四万十だからできる寮生活」と「四万十の森川海での探究学習」の2つ。
四万十高校の寮は、なんと【全室個室!Wi-Fi&エアコン完備】という至れり尽くせりな環境…。全室個室の寮はそこまで多くないのではないでしょうか。
また、今年度から休日に四万十の自然に触れられる「四万十自然探究活動」がスタート!地域の方と連携して行われており、これまでに竹を活用したバームクーヘンづくりや、水鉄砲の全国大会に向けたプレ大会などを行ってきたそうです。
豊かな自然があるからこそできることばかりで、学校のある日だけではなく休日もたくさんの思い出が作れそうだな〜と感じました。
特色の二つ目は「四万十の森川海で探究学習」ができること。森川海それぞれについてだけではなく、それらのつながりについても学べる環境は、やっぱり四万十の豊かな自然環境あってのことですね。
寮や探究学習などだけではなく、1人1台ずつiPadが配られることや、町営塾があること、細かくクラス分けされることなどしっかりと学べる環境がある点も四万十高校の魅力だそうです!
四万十高校の皆さん、ありがとうございました!
学校紹介④『全員が主役!「おだこう」で過ごす3年間』内子高校小田分校(愛媛県)
小田分校からは、コーディネーターの方々と、4名の高校生が参加してくださいました。
全校生徒が59名ということで、この写真に収まっているそうです!この人数であれば、あっという間に仲良くなれそうですね!
4名の高校生が、それぞれの「青春」について発表してくださったのですが、その発表の様子からも仲の良さが伺えました!
神奈川県からの留学生は、近くを流れる川を含め、豊かな自然についてお話ししてくださいました。入学してから2ヶ月ほどですが、すでにクラスメイトとも馴染めているとのことでした!
2番目にお話ししてくださった東京都からの留学生は、「勉強に重きを置いた学校生活を送りたい」ということで、部活動が終わってからでも勉強できる環境や、公営塾がなくても先生方がサポートしてくれる環境があると伝えてくださいました!
『自然に囲まれながら、勉強もできる。』そんないいとこ取りができることが伝わってきました。
県内から通学している生徒の方からは、「5人で県内の特別賞を取った吹奏楽部」についてのお話しがありました。
またそれだけではなく、人数が少なく人と人との距離が少ないことで、「やりたいと思ったことがすぐに叶えられる」というお話も。そんな彼女は授業の一環で梅のシロップを漬けているそうで、小田分校にあるキッチンカーに一緒に乗せることが最近の夢だそうです!
最後は千葉県から来た高校一年生の留学生。「見学に来た時に、先生や先輩がすごく優しかった」「山が近くて、川が”ものすごく”綺麗なこと」「寮が一人部屋なこと」が進学の決め手になったと教えてくださいました!
高校生の生の声を聞くことができて、とてもワクワクしました。小田分校の皆さんありがとうございました!
Q&Aセッション
※時間や質問の都合上全ての高校が答えていないものもあります。
Q. 親や友達と離れる寂しさはありませんでしたか?
Q. お休みの時は何をしていますか?/地域の行事はありますか?
おわりに
「地域みらい留学の青春」をテーマに4つの学校がお話ししてくださいました。高校生活といえば青春!と言っても過言ではありません。どんな青春がしたいか?で学校を考えてみるのも面白いかもしれませんね。海派・山派、寮の雰囲気、休日の過ごし方、さまざまな観点から高校を探してみていただきたいなと思います。
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