経験者が語る!卒業生に聞く「地域みらい留学」のリアル②
今回のnoteでは、地域みらい留学主催で行っているイベント「経験者が語る 地域みらい留学」で卒業生がお話ししてくださったことをぎゅっとまとめてお届けします。
イベントでお話ししてくださったのは、香川県から島根県立島根中央高校へ進学され、卒業された鳥飼さん。
島根中央高校に興味のある方も、地域みらい留学そのものに興味がある方もぜひ読んでみてください◎
中学までの自分を変えたかった
デザイン系に関心があったことから、そうした高校への進学も検討していたものの、中学時代に不登校を経験していることから偏差値的な難しさを感じていた鳥飼さん。
そんな状況から「寮があって、生活が整えやすい高校が良いのでは?」と考えたご両親が、地域みらい留学のうち島根県内に進学する「しまね留学」を見つけてこられたことが、最初のきっかけになっているそう。
進学された島根中央高校以外にも見学に行かれた鳥飼さんですが、「高校の決め手になったことは?」と問われると、”県外生の人数”と”寮のプライベートが守られていること”とお話しされていました。
特に、”県外生の人数”にこだわったのは、色々な地域の人と関わることで中学までの自分を変えたかったから。
生活環境や立地だけではなく、どんな人と過ごしたいのか?も学校選びのポイントになるんだな〜と気付かされますね。
3年間続けた地域活動がターニングポイントに
高校に入るまで、どんな生徒でしたか?と聞かれると、「大人しい生徒だった」「勉強や部活などは受け身だった」と話されていました。
中学2年生の頃に不登校を経験してから、それ以降は特別支援学級と自分のクラスを行き来するような学校生活を送っていました。
そうした学校生活を通して、人と接する際にどこか下に見られているように感じるようになっていったそうですが、高校進学をきっかけに人と関わることの楽しさを知った上、受け身ではなく「自分から」動けるようになったんだとか。
その背景には、3年間力を入れた地域活動での人との出会いがありました。
自分に期待をしてくれる人がいる、自分を認めてくれる環境がある。
尊敬できる人が地域にいる、そうなりたいという思いが芽生える。
そんな経験が、「高校がターニングポイントになった」という言葉に繋がるんだな〜と知ることができました。
役に立ったと感じる経験が、自分を認めるきっかけに
高校生活では、特に地域活動に力を入れていたそう。
寮のコーディネーターの方にイベントに誘われたことをきっかけに、3年間を通して様々な地域のイベントに参加してきた鳥飼さん。親子たけのこ掘りのサポートや廃線になった線路を使ったイベントのお手伝いなど様々なイベントに参加することで、自己肯定感が高まっていくことを感じていったんだとか。
他にも、マイプロジェクトアワードに参加したことをきっかけに今の進学先に進学することを決めていたり、生徒会の先輩に憧れて副会長を務めていたり…
高校生活の中で経験された様々なことが、今の鳥飼さんにつながっていることをお話の中で感じることができました。
地域みらい留学を考えている、不登校の中学生に伝えたいこと
普通に中学生活を送っているみんなとは、進んでいる人生のレールが違うと感じるかもしれません。いい意味でも悪い意味でも、目立つ存在になると思う。
だけど、見方によってはプラスに変えることができる。人に寄り添ってあげることができたりとか…
当事者の方に伝えることがあるとすれば、不登校を理由に諦めるのではなく、それを武器に変えて自分の興味のあることややりたいことに素直になって欲しいです。
進学は自分を変える一つのターニングポイントになると思うので、ぜひ地域みらい留学を一つの選択肢として考えてもらえたらと思います!
まとめ
中学校までの自分を変えたかったこと、高校生活で様々な地域の方々と過ごしたことで変えたかった自分が変わっていったこと。
等身大でお話をしてくださいました!
不登校を経験したからこそ答えられることもたくさん話されていたので、イベントの動画を全て見たい!という方は、ぜひご覧になってみてください。
また、他の学校の経験者の話も聞きたい!という方は、ぜひ今後開催されるイベントにも参加してみてくださいね。
これまでに公開された【経験者が語る!卒業生に聞く「地域みらい留学」のリアル】はこちら