「越境する学び」ソーシャルイノベーションウイーク渋谷に登壇!

弊団体の共同代表である岩本悠がソーシャルイノベーションウイーク渋谷のDIVE DIVERSITY SESSIONに「越境する学び」と題して登壇しました!

https://social-innovation-week-shibuya.jp

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皆さんとにとっての「越境」とはなんですかと呼びかける岩本。

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東京生まれ東京育ち、そして大学も東京へ進学した岩本悠の大学時代から話は始まった。クラブに行ったり、彼女ができたり、ごく普通の大学生だった。けど、どこかで、この日常でいいのかな?このままの人生でいいのかな?と思っていた。自分の今の延長線上にある人生にワクワクしなかった。

そこで、彼が選んだ選択。それが海外への越境。それも、一つにところに止まらず、探求し、流れていく留まらない学び「流学」。多くの価値観に触れ、目の前にある死や命と直面して、たどり着いた答えが「自他満足」だった。今までは自己満足を求めていた。そうではない自他満足。それは、自己実現と他者貢献に分解され、自分が好きなことを実現しながら、人や地域や社会に貢献していくということ。

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そして、「流学」での学びを「流学日記」として自費出版し、その印税でアフガニスタンに学校をたてるという偉業を成し遂げる。その後、今度は島根県海士町へ越境し、今では全国でも有名になった公教育を軸とした地方創生の取り組みを始める。東京にいる時は、人口減少や自治体の財政難など全く案じていなかった。地方で起きている最前線を知り、それをなんとかしたいと思った。この課題先進地である「海士町」で解決していくことが、全国のモデルとなり、そのモデルが広がることで、社会が必ず良くなると思った。

岩本悠

そして、それは現実のものとなりつつあり、少しずつではあるが、海士町に止まることなく、スケールアウトしていく取り組みとなった。それが、地域みらい留学。このモデルを越境させ、これから3年間で、地域みらい留学生を10,000人とし、日本のあたり前にしていく。そんな未来を描いている。

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そして、越境する学びのポイントは「Intention/Action/Reflection」の高速循環。まずは関心と意思を持ち、その一歩をやってみて、そして、振り返る。それをどれだけ早く循環するか。

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今回のテーマ「多様性、ダイバーシティ」とは、様々な違いがあることを認め合うこと。けれども、その奥底には、普遍的に変わらないものがあり、それを忘れないこと。それを色に例えると、この場所では黒になっているが、次の場所では白になっている。それは黒がいいか、白がいいかということではなく、黄色も、赤も、青も多様であることがすばらしい。その色とりどりな鮮やかさこそ美しいと感じること。そして、その美しさを感じつつ、どの色にも共通な普遍的な何を感じ、信じること。そうメッセージを締めくくった。


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