今回のnoteでは、地域みらい留学主催で行っているイベント「経験者が語る 地域みらい留学」で卒業生がお話ししてくださったことをぎゅっとまとめてお届けします。

イベントでお話ししてくださったのは、神奈川県から島根県立隠岐島前高校へ進学され、卒業後は鹿児島県で地域おこし協力隊として地域みらい留学に携わっている市川さん。

島根隠岐島前高校に興味のある方も、地域みらい留学そのものに興味がある方もぜひ読んでみてください◎

オープンスクールで感じたことが決め手に。

中学校に地域みらい留学のパンフレットが届いたことをきっかけに、地域みらい留学を知ったそう。留学と聞くと海外を想像するからこそ、国内で留学！？と興味を持ったことから、6月に合同説明会・8月にはオープンスクールに参加され、進学することを決意。

進学先を決めるにあたって神奈川県の学校もいくつか見学に行ったものの、学力で分けられることや、何人かの同級生とは同じ学校になることから「高校に行っても中学とあまり変わらないのでは？」と生活が変わらないことにモヤモヤしていたんだとか。

そんな背景もあって、中学校で配られたパンフレットが目に止まったんですね。

複数の高校がある中で、島前高校を選んだのには2つの理由があるとお話ししてくださいました。

一つは、日常的に自然と触れ合えること。もう一つは、色々な価値観の人たちと生活ができると感じたこと。オープンスクールに行った際に出会った様々な地域から集まった中学生と話す中で、それぞれの人が島前高校に興味を持った理由も、見ている視点も持っている価値観も違ったことが面白かったそう。

帰路に着いた時にはすでに受験することを決意していたそうで、やっぱり現地に足を運ぶことで感じられることは大きいんだな〜と思いました！

本気で言い合える関係性になれるからこそ、つながりが続く。

高校生活で思い出に残っているのは、寮生活だとお話ししてくださいました。

すれ違いが起こることや、それと向き合わざるを得ない環境があること。寮生活を送る上で避けては通れない道でありながら、それがその後のつながりの強さにつながっているんだなと同じく寮生活を送っていた私も改めて感じました。

また、地域の方のお手伝いでお米づくりをしたり、夕日が綺麗だから海まで見にいこう！と友達を誘ったり、色々な青春が詰まっていたことも聞かせていただきました！

たくさんの経験から吸収していく10代20代を過ごしたい。

高校卒業後、地域おこし協力隊として地域みらい留学を受け入れる側に回られるという、珍しい選択をされたことについてもお話を伺いました。

就職先の決め手になったのは、「島民としての暮らしをしたい」「今の自分がワクワクする方に進みたい」という思いだったそう。

高校3年間を通して島に住んでいたものの、島民というよりも寮生と感じる方が強かったことからその思いが芽生えたんだとか。

また、3年生の進路選択の時点で大きな将来の夢がなかったからこそ、10代20代はたくさん経験をして、感じたことを吸収していきたい！と考えるようになり、その時点で一番ワクワクする・達成感がありそうだと感じる場所への進学を決めたとも教えてくださいました。

「自分で決める」ということが大切だと思う。

最後に「中学校に馴染めず別室登校をしています。そんな自分を変えたくて地域みらい留学を目指しています。そんな人でも頑張れると思いますか？」とイベントに参加してくださった中学生の方から質問がありました。

自分で決めて進んできた市川さんだからこそ伝えられるメッセージだったのかなと感じました。

まとめ

このイベントの様子はYouTubeで見ることができるので、ぜひ見てみてくださいね◎

また、他の学校の経験者の話も聞きたい！という方は、ぜひ今後開催されるイベントにも参加してみてください！

これまでに公開された【経験者が語る！卒業生に聞く「地域みらい留学｣のリアル】はこちら