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テーマ別説明会「特色ある学科!数理情報系」開催レポート

7月26日(日)「地域みらい留学テーマ別説明会“特色ある学科!数理情報系”」と題して、地域みらい留学の留学先3校の現地からの生中継イベントを開催しました!
3年間の高校生活を送ることになる高校の、先生や先輩が、学校の特色や入学してみて感じたことなど、リアルな言葉で伝えてくださいました。

テーマ別説明会参加校 (地域みらい留学受け入れ校)
・島根県立情報科学高等学校
・島根県立大田高等学校
・徳島県立海部高等学校

学校紹介①『全国で唯一!マルチメディア科は最先端の学習。』
島根県立情報科学高等学校(島根県)

◆学校について
 本校は島根県の東に位置する安来市にあります。人口は3万8,000人。安来節やチューリップ、イチゴで有名です。

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本校の特徴は3つあります。1つめは、パソコンだけでなく、VRの機会もあって中国地方トップクラスの設備が整っており、思う存分ITが学べるところです。ふ2つめは、情報ITフェアです。外に開かれた学校として、いろいろな行事を行っています。3つめは、同じ島根県松江市で生まれた世界的なプログラミング言語Rubyを1年生全員が学習するところです。

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次にタブレット学習についてです。
文科省の指定校になったことで、環境もパワーアップしていまして、タブレットを使った一人ひとりの学力にあった教育で学習や情報収集まで、これ一台でできるようにしています。

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学習内容は、本校は商業高校ですので、1年生の時は基礎的な全学科の学習をしていきます。2年生からそれぞれの学科に別れます。

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一押しの学科として「マルチメディア科」があります。
この学科では、WEBページの作成やデザインを学ぶことができます。

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もう一つは情報システム科です。
システム、プログラミングを中心に学んで自分でゲームやシステムを作ったりします。

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地域の活動としては安来の町歩きをして、地域の観光ガイドのためのWebページを作成したり、コロナ禍に際して、地元の飲食店を応援するWebページや、ドライブスルーサービスを作ったりしています。

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◆寮について
 島根留学生のために寮も用意しています。
部屋代は無料で、IHコンロなども完備されているので基本的には自炊してもらう形になります。

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学校紹介②『理数科と普通科での多様で深い学び』
島根県立大田高等学校(島根県)

◆学校について
 大田高校は島根県の真ん中に位置しています。
大田では都会では味わうことのできない魅力がたくさんあります。

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実は世界遺産もあって、住みたい田舎ランキング1位を獲得したこともあります。

大田高校は地域の人たちから「ダイコウ」と呼ばれ親しまれていて、全校生徒は420人、普通科3クラス、理数科1クラスあります。

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大田高校には、たくさんの一押しポイントがありますが、今回はIT・プログラミング教育についてお伝えします。

先ほどもお伝えした通り、普通科が3クラス、理数科が1クラスあるのですが、理数科は3年間同じクラスで、理数科なので理数系を中心に学ぶのですが、文系学科にも対応していて、進学に対して意識の高い学生がいろいろなことを深く学んでいます。

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2年生になると、画像にあるようにつくばに行ってJAXSAを見学したり日本の最先端技術に触れることもできます。

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大田高校では理数科に限らず、1年生の頃に全員がプログラミング学習をし、興味を持った人はさらに少人数でプログラミングの学習を深めます。
IT留学というのも今年度から始める予定でしたが、コロナの影響で今年度は中止です。予定としては、2年生2人が、フィリピンのセブ島で14日間、プログラミングを学びに行く予定でした。

◆寮について
 家族のように温かいメンバーと一緒に生活しています。ボーリング大会や、焼肉にみんなで行ったりなど、みんなが楽しめる行事が多くあり、交流が深まります。

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◆大田高校のサポート
 大田高校では学校はもちろんのこと、多くの卒業生や地域の方々が生徒のチャレンジをサポートしてくれます。

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学校紹介③『徳島県の最南端で最先端の学習環境!』
徳島県立海部高等学校(徳島県)

◆学校について
 海部高校は、徳島県の最南端、高知県との県境の方にあります。

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非常に自然の豊かな場所で、大里海岸という海岸も近くにあり、そこから歩いて10分くらいのところに高校はあります。
非常に人情の温かい土地柄でもあります。

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海部高校は「絆」「学」「夢」という3つの感じが校訓となっておりまして、愛される人を育てるということで、地域の人たちとの繋がりや友と教師と共に学び、そして生徒の夢を100%叶える。
そういう日本一の学校を目指して、今推進しております。

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海部高校には3つの学科があります。
普通科・情報ビジネス科・数理科学科です。
本日特に伝える「数理科学科」の1学年の定員は30名で、特色としては国立大学への進学にも対応したカリキュラムと、文理どちらにも進学できる学習、そして、技術者や研究者になりたいと思った時にしっかりと活用できる、確かな学力を育てています。

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昨年は全員で15名の生徒がいたんですが、そのうち10名が名古屋大学をはじめとした国公立大学、他も有名私立大学などへ進学しています。

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海部高校の売りとしては、一番はきめ細やかな学習や進路サポートです。
職員室でも廊下でも、先生を捕まえて相談したり、3人の授業を行っているところもあります。

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また、地元海洋町が手厚い支援をしてくれていて、大手予備校の授業が無料で見放題で、放課後や長期休暇で活用しています。
クラッシーという機能では、ポートフォリオ(活動履歴)も記録することができ、そのまま調査書として使うこともできます。新しい入試に対応しています。

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そして、海外留学制度では、オーストラリアなど英語圏を中心に、留学してもらっていまして、毎年6.7人に対して、1人30万円の給付金を補償して、留学から帰国後は、意識高く、学校のリーダーとして活躍してくれている生徒もいます。

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地域を体験するプログラムも用意しています。

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SDGsの取り組みも強化しています。


Q&Aセッション

Qタブレット支給などしたら、ゲームとかずっとしちゃうんじゃ、、?

島根県立情報科学高等学校 
本稿では、タブレットは支給ではなくて購入してもらっています。
学校では有害サイトにはアクセスできないようにしています。
ゲームを夜遅くまでやってしまうのは正直あると思います。そこに対しては、指しっかり導していく方針です。
島根県立大田高等学校 
寮では使える時間が制限されています。生徒としても気をつけようという意識があります。
徳島県立海部高等学校 
 生徒に1人1台貸し出ししていますが、基本学校に置いておいて、そこで使用する形にしています。

Q地域外生はどんな理由で高校を選びましたか?

島根県立情報科学高等学校 
マルチメディア科という変わった学科があるので、そこを狙って県外から来てくれている生徒は多いです。
島根県立大田高等学校 
獣医になりたいという思いで大田を選んだり、親戚のおばあちゃんがいるから選んだりなど生徒それぞれに違います。
また、大田高校が進学校だといい認識があって選んだ生徒もいます。スタディサプリの導入もしていて、そこもいいと思ったと言っていました。
テストは比較的多い印象で、そこで自分の見直しができてよかったと言っています。
徳島県立海部高等学校 
 会社の社長になりたいと思って、情報ビジネス科を学んでたりする生徒もいました。

Q各学年の人数と県外生の割合はどうなっていますか?

島根県立情報科学高等学校 
1学年120名定員で、全校で273名のうち4名が県外生です。
島根県立大田高等学校 
1学年160人が定員です。全校で410人でそのうち、県外生は4人です。
徳島県立海部高等学校 
 各学年100人で、全部で300人です。昨年は、地域みらい留学で4人来てくれました。あと、バスケと野球で県外から計18名きています。

おわりに

 今回のテーマは「特色ある学科!数理情報系」ということで、各高校のタブレットなど最先端のデバイスを用いたIT教育を特に伝えていただきました。これからどんどん時代が変化し、もはやITの知識や、プログラミングなどのスキルは欠かせないものになってきています。例え文系職で仕事をするにしても、ITへのリテラシーは必須です。
そんな中でも、IT・理数教育への取り組みはとても魅力的に映ったのではないでしょうか。

各学校、ここでは取り上げきれなかったこともあると思います。
ぜひ、インターネットを通して各高校の情報にアクセスしてみてください!

地域みらい留学の留学校が全国から集まり説明は聞ける「地域みらい留学フェスタ」次回は、8月22日(土)8月23日(日)に開催されます。
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